11月03日2010年 |
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シドニー港に到着したコンテナから4億ドルのヘロインを押収−豪税関 |
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重量が160キロ以上、末端小売価格が4億1,000万ドル相当のヘロインが、シドニーのボタニー港に到着した木製のドアー10個の中から発見された。 捜査の結果、シドニー西部Campsieに住む55歳の母親と28歳のその息子、そして香港から来た33歳の男が、商業目的の量の麻薬所持容疑で逮捕された。 有罪が確定されると、最高終身刑の刑罰が科せられる。
税関職員は、10月にマレーシアからシドニーに到着した295個のドアーが入った海上コンテナからこのヘロインを発見した。 連邦警察は、先週の金曜日にこのコンテナがシドニーのGuildfordにある倉庫に輸送されるのを追跡、監視し、翌日3人の容疑者をCampsieで逮捕した。
連邦警察のデーブ・ステュワート警察官は、「今回のヘロインの押収量は2002年以来最高で、過去においても5番目に多い量である。 このヘロインの価格は5,880万ドルであるが、末端価格ではその7倍になる。 今回シドニーに到着したこのヘロインは、シドニー、メルボルン、ブリスベンに配達される予定であったと見ている」と話した。 (Source:
SMH/AAP, 01/11/10 "$410m' heroin stash found inside doors in Sydney")
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10月27日2010年 |
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禁止されている武器の輸入で24.6万ドルの罰金 − 豪税関 |
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10月19日シドニー在住の兄弟2人が地方裁判所に出廷し、禁止されている武器の輸入や所持など24の罪を犯したとして、裁判所費用を含む24万5,896ドルの罰金を支払う有罪判決を受けた。
税関のキングスレイ・ウッドフォード・スミス氏は、「今回の起訴は、禁止や制限されている武器を許可なしで輸入しようとする者への強いメッセージとなる。 飛び出しナイフ、ナックルダスター(Knuckle Duster)、携帯電話型スタンガン、唐辛子スプレー(Pepper Spray)などの武器は税関法1901で厳しく輸入が禁止されていることを人々は認識する必要がある。 許可を得ずに禁止されている武器を輸入すると、最高27万5,000ドルの罰金か10年以内の懲役、あるいは両方科せられる」と話した。 (Source:
Australian Customs and Border Protection Services, 21/10/10 "Sydney:
Brothers to pay more than $245,000 for importing and possessing prohibited
weapons ")
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09月29日2010年 |
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50キロのコカインの密輸入を阻止し、5人を逮捕 − 連邦警察 |
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パナマから50キロのコカイン(市場価格1,250万ドル)の密輸入を企てたとして5人が逮捕され、他の密輸入のコカインや逮捕者も出る可能性がある。
豪税関・国境警備局は、シドニーで海上貨物コンテナの中を検査したところ、合計49個の麻薬の塊が入った多数の袋を発見した。 連邦警察によると、ひとつの袋の重さが1キロで、検査でコカインの陽性反応が出た粉が凝縮して入っていた。 捜査の結果、シドニー在住の40歳、39歳、34歳、38歳の男と、クイーンズランド州在住の38歳の男の5人が逮捕された。
豪税関・国境警備局は、「数週間前には245キロのコカインが押収され、今回はそれに比べると少量であるが、それでも大きな成果であった」と話した。 (Source:
AAP, 23/09/10 "Five charged over 50kg cocaine seizure")
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08月11日2010年 |
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携帯電話に偽装したスタンガンを輸入した容疑で有罪 − 豪税関 |
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携帯電話に見せかけたスタンガン(電気ショック銃)を20個輸入した男が8,000ドルの罰金を科された。
税関当局は、クイーンズランド州Robina在住のマイケル・ピーター・バン・ホウト容疑者がブリスベン地域裁判所で、輸入許可を取らないで商品を輸入した容疑で有罪となったと発表した。 オーストラリア税関・国境警備局の調査担当マネージャーのキングスレイ・ウッドフォード・スミス氏は、「電気ショックを与える装置は危険である。 そのような武器は人に有害で、時には死に至らしめることもある。 違反者に対してはあらゆる法律を使って断固として起訴していく」と語った。
18ヶ月以内に罰金を納めなければ、バン・ホウト容疑者は80日間の懲役となる。 (Source:
AAP, 03/08/10 "Stun guns disguised as mobile phones")
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07月21日2010年 |
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過去5番目の量となるメキシコからのコカイン密輸入を阻止−豪税関 |
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メキシコから輸入された敷石の中に隠されていた240キロのコカインを税関職員が発見し、オーストラリア人、メキシコ人、アメリカ人合計4人が逮捕された。
先月、メキシコからメルボルン港に到着した2個の海上コンテナの中に、茶色のテープで梱包され、市場価格8,400万ドルのコカインが隠されていた敷石が入っていた。 警察当局は、オーストラリアで過去5番目に大きな量のコカインを今回押収したことで、南アメリカの犯罪シンジケートによる密輸入を阻止したとしている。 警察が数ヶ月間に渡って捜査したあと、先月税関職員がメルボルン港に到着したこのコカインを発見し、ニューサウスウェールズ州警察、ビクトリア州警察、連邦警察と共に、このコカインを別の物質に交換した。
その後これらの海上コンテナはメルボルン南東部Moorabbin地区の倉庫に配達された。 そして今から10日前に、25才のメキシコ人がコカインが隠されていると信じているこの敷石を引き取り、シドニー北西部Baulkham
Hillsに運んだ。 翌日このメキシコ人は販売目的のコカインを密輸入したとして逮捕された。 また24才と25才のオーストラリア人も、シドニー南東部Mascotでコカイン30キロを引き取りに来たところを、販売目的のコカインを所持した容疑で逮捕した。 アメリカ人のテオドロ・チャベス容疑者も一連のコカインの販売を手配した容疑で逮捕された。 (Source:
ABC, 13/07/10 "Huge cocaine haul found in stone pavers")
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06月23日2010年 |
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ミスを認め、タツノオトシゴ輸出業者に賠償金 − 豪税関 |
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タスマニア州北部のSeahorse Australia社が、オーストラリア税関のミスによって発生した損害額4,500ドルの賠償金を受けることになった。
オーストラリア税関は、書類上のミスによってアメリカ向けの326匹のタツノオトシゴが押収されたことの責任を認めた。 Seahorse
Australia社のオーナーのロチェル・ホウキンス氏は、「今朝、オーストラリア税関からの手紙を受け取って大変安心した。 この手紙を届くのを心配して待っていた。 しかし、オーストラリア税関が賠償に応じたことに感謝をしている」と話した。 (Source:
ABC, 21/06/10 "Customs coughs up seahorse bungle costs")
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06月16日2010年 |
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シャンプーと覚せい剤と間違えて旅客を3日間拘束 − 豪税関 |
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オーストラリア税関は、「オーストラリアに入国する際に、シャンプーとコンディショナーのボトルを持っていたダーウィン在住の男性を3日間勾留所に勾留したことを陳謝する」と話した。
ニール・パリー氏は、先週の金曜日にダーウィン空港で、所有していた化粧品のなかに1.6キロの覚せい剤の一種であるMDMA(エクスタシー)を所持していた容疑で身柄を拘束された。 同氏の友達の家2軒と同氏のボートが、警察によって調べられた。
その後パリー氏は1万ドルの保釈金を支払って、保釈された。 しかし、オーストラリア税関が今週の水曜日に詳しく調べた結果、所有していたのはただのシャンプーとコンディショナーであることが判り、すべての容疑は取り下げられた。
オーストラリア税関は、ペリー氏に対してお詫びの手紙を書くとしている。 一方、ペリー氏は、今回の件は同氏の評判を著しく傷つけるもので、法的な措置を検討しているとしている。 (Source:
ABC, 12/06/10 "Customs sorry for jailing man over shampoo")
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06月09日2010年 |
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豪税関のミスで米国が豪州からのタツノオトシゴ326匹を輸入拒否 |
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オーストラリア関税・国境警備局のマイケル・カーモディ局長は上院予算委員会(Senate
Estimates Committee)で、最近オーストラリアから輸出されたタツノオトシゴ326匹がアメリカ合衆国魚類野生生物局(United
States Fish and Wildlife Service)によって輸入拒否されたのは、オーストラリアで正しい手続きが行なわれていなかったと説明した。 カーモディ局長は、「今回の件についての状況の説明や解決については、輸出業者と直接話をする」と話した。
タスマニア州のSeahorse Australia社は、今年5月14日にローンセストン(Launceston)にある関税・国境警備局の事務所を訪れ、アメリカへ326匹のタツノオトシゴを輸出するために環境・水資源・国家遺産・芸術省(Department
of Environment, Water,. Heritage and the Arts: DEWHA)の許可書を提出した。 アメリカへの輸出に際して、ワシントン条約(CITES)の承認を受けるには、アメリカ側はオーストラリア関税・国境警備局によるスタンプの捺印、署名、DEWHAの許可書に書かれている輸出される総数量の記載を求めている。 そして記載されている総数量は、輸出申告書と一致しなければならない。 関税・国境警備局の職員は、輸出申告書の数量とDEWHAの許可書の数量が同じであることを確認し、許可書に”許可”と書き、日付の記載、署名、スタンプの捺印をし、さらなる署名のために別の職員に渡した。
5月17日、Seahorse Australia社は関税・国境警備局に、輸出したタツノオトシゴが、関税・国境警備局が発行した許可書に数量が記載されていないことで、アメリカ側が輸入を拒否したことを連絡した。 すぐに関税・国境警備局がアメリカ側に連絡し、この件を説明したが、輸入拒否の判断は変わらなかった。 (Source:
Customs and Border Protection Service, 25/05/10, "Seahorse export
stopped in United States "
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06月02日2010年 |
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メキシコから英国経由のコカインの密輸で5人を逮捕−豪連邦警察 |
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英国の警察が粉末状の木の実が入った缶に隠したコカインの密輸入を阻止したあと、オーストラリアに時価1,150万ドル相当のコカインを密輸入しようとした男4人と女1人が逮捕された。
シドニー南西部在住のJames Allotey容疑者(41才)、アメリカ国籍のMauricio
Kreimerman容疑者(30才)、Melissa Peron容疑者(25才)、Mario Colokuris容疑者(47才)、Christian
Pelaez容疑者(25才)が、メキシコ、英国、オーストラリアにまたがるコカインの密輸容疑で逮捕された。
オーストラリア連邦警察(AFP)は、「今月初めメキシコからロンドンに到着した33キロのコカインが入った2個の航空貨物の宛先が、シドニーの会社宛てになっていた」と話した。英国の警察はこの航空貨物からコカインを押収し、別の物にすり替えた。
そして、オーストラリア到着後、Allotey容疑者がこの航空貨物を引き取りシドニー西部の保管先に移した。 その後、Colokuris容疑者がロサンゼルスからシドニーに到着し、Allotey容疑者とともにこの航空貨物を滞在している市内のホテルに持って行き、中身を開けた。 そして、連邦警察は翌日、この件に係わった容疑者5人を逮捕した。 (Source:
AAP, 29/05/10 "Five held over $11.5m cocaine haul")
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04月14日2010年 |
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消費者に海外からのコピー商品に対する注意を促す−連邦政府内務相 |
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連邦政府のブレンダン・オコナー内務相は、消費者に対してコピー商品に気をつけるように注意をした。 オーストラリア税関は2009年だけでも、小売価格4,700万ドル相当以上のコピー商品を押収している。
オコナー内務相は、「オーストラリア税関は2009年に110万個のコピー商品を押収した。 これは2008年の54万7,000個の2倍以上となっている。 それらの商品のほとんどは不良品で、それを知らないオーストラリアの消費者の健康や安全に大きなリスクを与えることがある。 ほとんどの電化製品、バッテリー、携帯電話とアクセサリーなどのコピー商品は購入後すぐに故障し、出火の危険性がある。 香水や化粧品のコピー商品にはよく、尿、鉛、禁止されている化学品などが入っている。 正直な消費者をだますコピー商品を売る輸入業者には気をつけるように」と警告している。 (Source:
Australian Customs Service, Minister for Home Affairs media release 19
March , "Consumer beware counterfeit goods seizures on the rise")
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03月24日2010年 |
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オウムの卵の密輸入を試み懲役16ヶ月の判決−西オーストラリア州 |
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53歳の西オーストラリア州の男が、オウムの卵をオーストラリアへの密輸入を試みた容疑で有罪となり、16ヶ月の懲役刑となった。
ケビン・グレッドヒル容疑者は、環境保護および生物多様性保全に関する法律(Environmental
Protection and. Biodiversity Conservation Act 1999: EPBC Act)の規則303CDにより、パース地方裁判所で有罪判決を受け、16ヶ月(最低8ヶ月)の懲役刑を言い渡された。
オーストラリア税関・国境警備局のバージニア・リンチ氏は、「今回はよい結果となった。 密輸を企てようとする者は、今回のグレッドヒル容疑者の判決と刑罰をよく心に留めておくべきである。 野生動物をオーストラリアに密輸入すると重い刑が科せられる。 もし捕まれば厳格な捜査、刑事訴追、懲役を含めた刑罰に直面する」と話した。
昨年9月6日、バリからパース空港に到着したグレッドヒル容疑者の手荷物を検査した際、同容疑者が衣服の下に輸入禁止物を隠している疑いが強まった。 その後の調べで、特注のベストにオウムの卵37個を隠し持ていることが判明した。 (Source:
Australian Customs and Border Protection, 22/03/10 '16 month sentence for
egg smuggler'0
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03月24日2010年 |
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アイスティーを麻薬と間違えて旅行者を5日間勾留 − 豪税関 |
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オーストラリア税関の職員がアイスティーを麻薬と間違え、フィリピンから来た29才の旅行者を5日間勾留した。
旅行者のマリア・シルバさんは、メルボルン行きのフライトに搭乗するためにマニラ空港に行く途中、ネスレ社の800グラム入りのアイスティーの袋を3個買った。 そしてメルボルン空港に到着後、麻薬犬による探知により逮捕された。 税関の簡易検査では、それらの袋には2.44キロのメタンフェタミン(Methamphetamines
: 中枢神経系興奮薬)が入っているとしていた。 その後、税関はメタンフェタミンではなくアンフェタミン
(Amphetamines : 合成覚醒剤の一種)と訂正し、シルバさんはオーストラリアに販売目的の量の麻薬を持ち込んだ罪に問われた。 5日間の拘留中は、家族や友達にも連絡することはできなかった。 そして、連邦警察の科学班による詳しい検査で、この麻薬と疑われたのは、実は粉末のレモン味のアイスティーであることが判明した。 メルボルンの地域裁判所では、粉末状のものにはしばしば麻薬と間違える成分が入っていることがあるとして、シルバさんに不運な状況に遭った代償に5,000ドルを支払うことを裁定した。 シルバさんは今日涙ながらに勾留所を出た。 シルバさんの弁護士のマイケル・ぺナ・リーズ氏は、「シルバさんはこのアイスティーをオーストラリアにいる友人の為に、値段が安いフィリピンで買った。 しかし、税関当局はこの間違いに対して彼女に謝罪をまだ行なっていない」と話した。 (Source:
ABC, 18/03/10 "Customs mistakes iced tea for drugs")
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02月24日2010年 |
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航空貨物で280万ドル相当のコカインを密輸した男を逮捕−連邦警察 |
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シドニー在住の32歳の男が、航空貨物でオーストラリアにコカインの密輸を企てた容疑で、今日シドニー中央地方裁判所に出廷する。
2月15日、税関職員はナイジェリアから航空貨物で到着した貨物を不審に思い検査した。 4個の箱のなかにはダンプリングの生地(Dumpling
Dough)が入っており、丸まった生地のなかにプラスティックの袋に入ったコカインのような白い粉を発見した。 その後この貨物は連邦警察に渡され、更に詳しい検査をしたところ、この白い粉はコカインと判明し、総重量8キロで末端価格が280万ドルであることが分かった。 連邦警察は捜査の結果、この男を逮捕した。 大量のコカインの密輸は最高無期懲役の刑となる。 (Source:
Australian Customs Service, 19/02/10 "Man arrested for importing $2.8
million of cocaine") |
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02月17日2010年 |
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航空貨物でヘロイン7.9キロの密輸を企てた男2人を逮捕−豪税関 |
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シドニーの男2人が、木製の鳥のなかにヘロイン7.9キロを隠して所有した容疑で逮捕された。
20才のニュージーランド国籍の男は明日パラマタ裁判所に出廷し、17才の男も逮捕された。 今回の逮捕は、先週郵便による麻薬の密輸をターゲットにした連邦警察と税関の共同作業によって実現した。 2月9日、税関はタイからシドニーに航空貨物で到着した8個の箱を検査したところ、麻薬を発見し、連邦警察に通報した。 連邦警察が科学的な検査を行なった結果、264個の木製の鳥の中から合計7.9キロのヘロインを発見した。 捜査の結果、2月12日に麻薬の密輸容疑で男2人を逮捕した。 麻薬の密輸の最高刑罰は終身刑となる。 (Source:
Australian Customs and Border Protection Service, 13/02/10 "Two men
charged after heroin seizure")
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02月03日2010年 |
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違法なレーザーポインターの輸入が急増 − 豪税関 |
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01月27日2010年 |
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自動車部品が入っている海上コンテナーに覚せい剤を隠して密輸 |
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警察が長い間、麻薬の密売の疑いで捜査をしていた男が、その男の友人や関係者の密告によって、50キロにもおよぶ覚醒剤のひとつでアイス
(Ice) とも呼ばれるクリスタル・メス (Crystal Meth) の密輸に関与したとして逮捕された。
警察は情報提供者の情報に基づき、この男が輸入の際に別な商品名を使って、麻薬の密輸を計画していることを突き止めた。 税関はこの情報を入手し、以前この男が使用していた貨物業者に連絡した。 そして、大量の輸入海上コンテナーの中から、疑いがあるコンテナーを特定した。 2週間前にメルボルン港に到着したこの海上コンテナーは、シドニー向けの自動車部品として申告されていた。 警察はこのコンテナーを追跡し、シドニー西部の倉庫に配送されたことを確認した。 そこで、自動車部品とスーツケースに隠された麻薬が取り降ろされた。
1月21日、警察はその倉庫を捜査し、使用すると5万回分、市場価格2,000万ドルの純度の高いアイスを発見した。 「このような密輸は毎月行なわれていると信じている。 この50キロのアイスは、昨年連邦警察が押収した全量と同じ量である。 今回の容疑者の逮捕は、連邦警察、ニューサウスウェールズ州警察、オーストラリア犯罪委員会、税関との情報の共有と協力によって成功した。
容疑者のFung Yik Lam(47才)とWai Kit Yip(31才)は、昨日中央地方裁判所に出廷したあと、拘置所に勾留されている。 両容疑者は無期懲役に科される可能性がある。 警察は引き続き共犯者がいないかどうか捜査をしている。 (Source:
SMH, 23/01/10 "Car parts container 'held 50kg of drug ice'")
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01月27日2010年 |
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チョコレート・バーにコカインを隠して密輸を企てた男を拘束−豪税関 |
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シドニーでチョコレート・バーにコカインを隠してオーストラリアに持ち込んだとして、アメリカ国籍の男が、今日裁判所に出廷する。
42歳のこの男は昨日、南米のブエノス・アイレスからシドニーに到着した際、コカインをチョコレートでコーティングし、袋に入れて隠して持ち込もうとした容疑を持たれている。
シドニー空港の税関職員は、「この男の手荷物を検査したところ、一口サイズのチョコレート・バーとその他のチョコレート製品を発見した。 そして、麻薬犬による検査と、簡易検査でこのなかにコカインが含まれていることを確認した」と話した。
ひもでつながったこのチョコレート・バーの総重量は2.6キロであるが、中に含まれている正確なコカインの重量や純度を調べるには、正式な科学的検査が必要となる。 (Source:
ABC, 18/01/10 "Cocaine hidden in 'bite size' chocolate bars")
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01月20日2010年 |
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輸入トイレットペーパーへのアンチダンピング関税を廃止−豪税関 |
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オーストラリア税関は、中国とインドネシアからのトイレットペーパーに課していたアンチダンピング関税の撤廃を発表した。
連邦政府のロバート・マクレランド司法長官は新聞紙上で、「2008年12月31日に遡って、トイレットペーパーへのアンチダンピング関税を廃止し、2009年1月1日からこの特別な関税を納めた企業は払い戻しを請求できる」と発表した。 インドネシアは、このアンチダンピング関税を撤廃しなければ、世界貿易機関(WTO)に提訴するとしていた。
このアンチダンピング関税は、前政権のボブ・デブス総務相が2008年に中国とインドネシアからのティッシュ製品に課していた。 当初、税関の調査では、外資系であるがオーストラリア国内で生産しているKimberly-Clark
Australia社とSCA Hygiene Australasia社による、中国とインドネシアからのトイレットペーパーの価格が不当に安いとする申し出に理解を示していた。
今回の税関の決定に対して両社は、「オーストラリアに輸入されているトイレットペパーのほとんどは中国とインドネシアからである。 今回の決定で、マーケットシェアーの低下、価格の据え置き、利益の減少により、実質的な損害を被ることになる」としている。 (Source:
SMH/AAP, 12/01/10 "Toilet paper dumping duties flushed away")
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